ノートの端

プレイしたノベルゲームの自己満感想ブログ

Imitation Lover 感想

恋愛の価値観は人それぞれなんだなと思わされる作品でした。

 「天使のいない12月」みたいなダウナー感ある恋愛を期待していたのだけどノリは軽くて明るめでした。題材は良かったしテキストも好みで引き込まれる、今の自分にひびく台詞もあったのですが引っかかる部分も多かったです。一番大きかったのは

・主人公がとても優柔不断で流されやすく、「俺はこうしたい」という意思がない。

常にこの調子なので読んでいてイライラが止まりませんでした。響と城戸の事を「俺とは違う世界に住んでいる」と言ったりしてたけど傍から見れば彼も結構変わっているというか、やることやってるし体は響に惹かれて心は円が良いな、響が抱けないなら円香でもいいやみたいなことを考えるあたりは腹が立った。

でもこの主人公のように、真面目にも生きられずかといってとことん悪にもなれないこの半端ぶりが人間らしくていい。主人公は揺るぎなく明確な意志さえあればクズでも憎めないと思うんだけどどちらか一方を貫くって難しいことなのだと思いました。

主人公の未熟さ、幼さは恋愛方面以外にも出ていて、そこは共感できる、自分も身に染みるところが多くて考えさせられました。

 

 

OZMAFIA!!-vivace-